• お知らせ
2023/07/15 SAT.

台風の季節が到来します

こんにちは
らくりん館生田店です。
早いもので今年も後半戦に入りました。
7月から9月までの3ヶ月は1年の中で1番台風の多い季節です。
台風の影響による修理の持ち込みが増える季節です。
そこで今回は、整備士の視点から台風の季節の注意点・対策を書きます。

注意点は3つあります。
1.大雨への対策 
電動アシスト自転車は防水加工されていますが、下記の時は故障してしまいます。
(1) キズの入ったメインスイッチに水が浸入した時
(2) モーターが水に浸かり、浸水してしまった時
メインスイッチの故障は、台風後は必ず1件は修理持ち込みがあります。
スイッチの修理は\15,000~20,000はかかります。
修理費用も時間もかかるため、台風接近時は下記の対策がおススメです。
スイッチカバーやビニール袋スイッチを保護することをおススメします。


特にスイッチカバーは台風時以外にも、
メインスイッチを保護してくれるので1番おススメです!!!
キズの入っているメインスイッチは、少しの雨でも故障してしまうので注意しましょう!
モーターも浸水してしまうと、修理に期間が2週間~、費用が4万~かかるので、
浸水しない場所へ駐輪してください。

2.強風への対策
強風で自転車が倒れてしまうと、ハンドル周りの部品が変形してしまいます。
変形してしまった部品の修理は、部品交換しかありません。
変形した部品ではブレーキワイヤーを上手く引けなくなり、
ブレーキの効きが悪くなったりと不都合が発生します。
そうならないためにも、下記の対策がおススメです。
自転車本体を台風時や強風時は柱に固定することです。
固定以外の方法としては、左右が壁のところに駐輪することも簡単でおススメです。

ここで1つ注意点があります!
サイクルカバーを使っている方は、きつく固定するか外しましょう。
カバーが風を受けるので固定しないと倒れ易くなってしまいます。
更に、風でカバーが飛ばされ新しく購入し直す方もいらっしゃいます。
そうならないためにも、頑丈なひもでしっかりと固定、もしくは外しましょう!

3.台風通過後の対策
台風通過後、自転車に乗る前に乗車前点検を行いましょう。
乗車前点検の方法は、ブリヂストンサイクルのHPの方法がわかりやすいので参考にしてください。

safety_point.pdf (bscycle.jp)


電動アシスト自転車の場合、モーターとバッテリーと接続する箇所に、
水が溜まっているとエラー表示が出る場合があります。
水や汚れが溜まっている場合は、きれいな布で拭いて下さい。

台風や大雨後にエラー表示やトラブルが発生しましたら、
お気軽にらくりん館までお持ち込み下さい。
らくりん館では外見から故障箇所を決めるのではなく、
正常作動品を使い相互チェックを行います。
相互チェックを行うことで、確実な故障箇所を判定することが出来ます。
電動アシスト自転車の場合、故障箇所が多岐にわたるため、
修理は専門店のらくりん館にお任せください。
その他ご不明な点がございましたららくりん館各店までお問い合わせください。

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