- お知らせ
夏場の自転車管理について
こんにちは!!
らくりん館千歳船橋店です。
先月は日本の観測史上、最も平均気温が高かった月でした。
8月も猛暑が続き今後3カ月も平年より気温が高いとの事です。
さて、この猛暑は人間だけではなく自転車にも影響を与えています。
気温が上がることで起きるトラブルは、「タイヤトラブル」と「バッテリートラブル」です。
![](https://rakurinkan.net/wp-content/uploads/2023/09/C0002.jpg)
まず、タイヤトラブルから説明します。
ゴム製品であるタイヤとチューブは熱に弱く、熱で柔らかくなってしまいます。
真夏の炎天下にさらされたタイヤは触ると熱いくらい熱を持ちます。
長期間使用したタイヤ・チューブ、劣化したタイヤ・チューブは柔らかくなることで、
パンクしやすくなります。
また、気温が上がることでチューブの空気圧が上がります。
空気をパンパンにいれてしまうと、チューブが膨張し破裂してしまいます。
パンク修理は1年の中で夏場が1番件数が多いです。
実際にらくりん館全店で、パンク修理の件数が急増しております!
夏場のパンク対策は、早めの部品交換・適正な空気圧より気持ち少なめに入れる、
直射日光にあたる所に駐輪しないことです。
お乗りになっている自転車のタイヤに少しでも不安があれば、
お気軽にらくりん館までお問い合わせください。
次はバッテリートラブルについて説明します。
電動アシスト自転車に搭載されているリチウムイオンバッテリーは暑さに弱いです。
高温の状況下では本来の性能が発揮できない場合があります。
直射日光がバッテリーに当たっている状況下で駐輪した場合、
バッテリーの内部温度が40以上に簡単になってしまいます。
参考までに熱帯夜の夜にバッテリーを自転車につけたままの場合でも、
バッテリーの温度は30度以上になってしまいます。
バッテリーの内部温度が高温の状態で使用すると、
アシスト力の低下やバッテリーの劣化が進んでしまいます。
バッテリーの温度は上昇すると簡単には下がらず、
涼しい部屋に半日以上置かないと温度が下がりません。
また、夏場に走行後すぐに充電器に乗せた場合、
バッテリーの内部温度が高く充電できない事象も発生します。
夏場のバッテリーは出来るだけ車体から取り外しましょう!!
バッテリーに関してもご不明点がありましたら、
らくりん館までお気軽にお問い合わせください!