そろそろ年賀状・・・という季節になりました。
気になってくるのが、来年の干支(えと)ではないでしょうか?
2017年の干支は、「酉」です。「酉」って何の鳥でしょう?
そうです、「鶏(にわとり)」です。
鳥は、人に時を知らせる動物です。朝の「コケコッコー」がすぐ、思い浮かびますね。
また、「とり」は、「とりこむ」と言われ商売などでは、縁起の良い干支だそうです。

商売繁盛が何よりですね。
当店は、電動アシスト自転車の専門店なので、自転車に関するさまざまなお客様の声を日々お聞きしています。
最近、点検・修理をしていて増えている質問は、「変速ギヤの調子が悪い」というものです。
原因は色々ありますが、正しい使い方をされていない、知らないということが多いようです。
それってどういうことでしょうか?

まず、変速装置には、「内装変速式」と「外装変速式」と2種類のものがあります。
それぞれに特徴があり、「内装式」は、街乗りを目的として誕生しました。
一方、「外装式」は、スポーツ用を目的として誕生しました。
これは後輪の進行方向右側に、ギヤが7枚~9枚むき出しで装着されているタイプのものです。

「内装式」は、変速ギヤを変える時、走行中にペダルをこぐのを止めた時、変速装置を切替えます。
この動作について、ペダルをこぎながら操作すると故障の原因になりますから、注意が必要です。

また、「外装式」は、「内装式」とは逆で、ペダルをこいでいる時に変速装置を切替えます。
ここのところを正しく知っておかないと、色々な不具合がでてきます。
たとえば、ペダルをこぎ始めようとする時や、これから坂を登り始めようとした時に、
「バキバキッ」と異音がするようになったり、ギヤチェンジがうまく作動しなくなってしまうことがあります。

変速装置の装着されている自転車に乗っている方で、何か気になるところがございましたら、
お気軽にご相談いただけると幸いです。
整備のプロが、丁寧に自転車を見させていただきますので、ご安心下さい。
尚、変速装置以外のところでも、何か作動がおかしいとか、
走行中に変な音がするなどございましたら、何なりとお申し付け下さいませ。
それでは、皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

さとちゃん