ここ数日天候が不安定ですね。
季節の変わり目とはこんなものなのでしょうか・・・・
そして刻々と、梅雨の"雨雲"が彼方より近づいてきております。
普通の雨なら、なんの問題もない電動アシスト自転車ですが、
6月の雨や台風といった大雨・長雨には少し警戒が必要です。
めったにないのですが、電装部分に関する不調・不具合については
この時期にお問い合わせをいただくことが比較的多いです。
中でも多いのが、手元スイッチの不具合でしょうか。
電源ボタンがまったく機能しない、急にライトが点かなくなる、
また逆に、ボタンを押してもライトが消せなくなってしまう・・・
一口に不具合といっても、様々な症状があるので注意が必要です。
手元スイッチの故障の主な原因となっているのが、じつは"雨"なんです。
元々はシーリング材で密閉され防水加工が施されているのですが、経年劣化によりすき間が生まれ、
そこから内部へと雨水が入り込んでしまうことがあります。それが、ショートを引き起こします。
また、下の写真のようにスイッチ表面のボタンのところがひび割れ、穴が空き、
そこから雨水が流れ込んでしまうこともあります。(これは意外と多いです)
写真のように、一番よく使う電源ボタンに穴が空いてしまうケースが多いので
爪の先で押さないようにお気をつけください。
手元スイッチはメンテナンスフリーといって、
分解して修理をすることができませんので
一度壊れてしまうと、まるまる交換する他に手立てがありません。
交換になりますと、それなりに安くはない費用が掛かってしまいます。
今のところ、メーカーからはスイッチを保護するようなオプションパーツは販売されておりません。
そのため、当店では、スイッチ部分にビニール(スーパーのレジ袋など)を被せていただき、
直接強い雨が当たらないようお願いするなど、注意喚起に努めております。
手間といえば手間かもしれませんが、
それによって防げるかもしれない故障ですので
雨季の間だけでも試してみて頂ければ幸いです。
お客様の安心・安全をモットーに
故障のない自転車ライフを心より願っております!
ゆっきー
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