つい先日まで満開だった桜がもうほとんど残っていません。
「桜の季節」とよく耳にしますが、実際に桜の花が咲いている期間というのは本当に短いですね…
さて、今回は電動アシスト自転車にも使われている“バッテリー”について書いてみようと思います。
一口にバッテリーと言っても様々な種類がありまして、
現在、電動アシスト自転車やスマートフォンなど、
日常生活の中で馴染みのある電子製品で使われているのは「リチウムイオンバッテリー」がほとんどです。
以前は「ニッケル水素」や「ニカド」、また「鉛蓄電池」などのバッテリーが多く使われていました。
そんな中、私が個人的にずっと気になっている新開発のバッテリーがありますので、
ザックリとですが紹介させていただきます。
そのバッテリーは、アルミニウムをベースとした新しい電池で『アルミニウムイオンバッテリー』といわれています。
と言っても、あまり耳慣れない方が多いと思います。
こちらは実はまだ実用化されていない、研究段階のバッテリーなのです。
どんなものかと言いますと、、、
米国スタンフォード大学の研究チームが開発を進めている次世代バッテリーで
実用化に向けて研究・開発が進められています。
特徴としては、
①とにかく充電時間が早い(スマートフォンなら1分程度でフル充電可能!)
②寿命が長く7,500回あまりの充電に損耗なく持ちこたえた、という研究結果もある
③安全性が高く、たとえ作動中にドリルで穴をあけたとしても(どんな状況?)発火することはない
④フレキシブルな素材で、折り曲げて使うこともできる
⑤リチウムに比べてコストが安いので、大量生産に向いている
なんだか素晴らしいもののような気がしてきませんか?
しかし、同時にまだまだ研究が必要な部分も持ち合わせていまして、
発電性能に関してはパワー不足が否めないようです。
平均的なリチウムイオンバッテリーが3.7あるいは4.2ボルトの発電性能があるのに対し
こちら(アルミニウムイオン)は今のところ約2ボルトの電圧を生み出すのに成功した、という段階です。
電圧面などの課題もあり、実用化はまだまだ先になりそうですが、
もしこのような特徴をそなえた高機能バッテリーが世に出まわれば…
ちょっと大袈裟かもしれませんが、人の衣食住、生活スタイルそのものが大きく変わっていくような気がします。
そして、そして、電動アシスト自転車の業界にも、大きな影響が及ぶのは間違いなさそうです。
ただ、『アルミニウムイオンバッテリー』の実用化はまだまだずっと先の話のようです。
「ニカド」や「ニッケル」以後13年程続いている「リチウムイオンバッテリー」の時代は今後も継続されます。
その証拠に、今年に入ってパナソニックのバッテリーが『次世代リチウムイオンバッテリー』に生まれ変わり、
さらにコンパクトになって大容量を実現しました!!
パナソニックの『次世代リチウムイオンバッテリー』がどのようなものか、
興味をお持ちの方は、ぜひ一度、ご来店ください。
もちろん全店舗にて展示しておりますので、手に取って、どんなものかをご覧になってみてください。
スタッフが丁寧に説明いたします。
みなさまのご来店を、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております!
ゆっきー
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